個人サロンのメニュー表の作り方|載せる順番・料金と時間の書き方・予約ページとそろえる
メニュー表は、はじめての人が「どれを選べばいいか」「いくらで何分かかるか」を迷わず決められれば十分です。いちばん選ばれるメニューを上に置き、料金は税込、所要時間を必ず添えます。作ったメニューは予約ページ・Instagram・Google マップで同じ名前と金額にそろえます。
作る前に決める3つのこと
- 看板のメニューを1つ: はじめての人にいちばん勧めたいものを決め、表の一番上に置きます。迷った人はたいてい一番上か「おすすめ」を選びます
- メニューの数を絞る: 似たメニューが並ぶと違いが分からず、DM で「どれがいいですか」と聞かれる原因になります。違いを一言で説明できないものは、1つにまとめるかオプションに回します
- はじめての人の料金を別にするか: 初回の料金を設けるなら、2回目からの料金も並べて書きます。初回の料金だけ大きく書くと、2回目に驚かれます
1つのメニューに書くこと
メニュー1つにつき、次の4つを書きます。
- メニュー名: 「ワンカラー」「まつげパーマ(ラッシュリフト)」のように、お客さまが検索しそうな言葉を入れます。お店だけの呼び名を使うなら、かっこで一般的な名前を添えます
- 料金(税込): お客さまが実際に払う金額を書きます
- 所要時間: 「約60分」のように。はじめての人はカウンセリングの分を足した時間も書くと、後の予定を立てやすくなります
- どんな人向けか・何をするか: 1〜2行。「自まつげを上向きにしたい方に」「オフ込み」など、含まれるものと含まれないものを書きます
まつげパーマ(ラッシュリフト) 5,500円(税込)/約60分
自まつげを根元から上げて、ビューラーいらずに。
トリートメント込み。下まつげは+1,100円。
料金は税込で書く
お店の表示や Web、チラシなどで消費者にあらかじめ価格を見せるときは、消費税を含めた価格(税込価格)を表示する決まりがあります(総額表示)。国税庁の案内では「11,000円」「11,000円(税込)」「11,000円(税抜価格10,000円)」のような書き方が例に挙がっています。税抜の金額だけを大きく書くのは避けます(国税庁の案内で 2026-10-16 確認)。
載せる順番
- 看板のメニュー(はじめての人向け)
- よく選ばれるメニュー(定番)
- 2回目以降の人向け(リタッチ・メンテナンスなど)
- オプション(単体では予約できないもの)
- キャンセルの決まり・支払い方法
オプションを本メニューと同じ並びに入れると、オプションだけを予約されることがあります。「メニューに追加できるもの」として別の欄にまとめます。キャンセルの決まりの書き方はキャンセルポリシーの作り方にあります。
無料のテンプレートで作るときの注意
Canva などの無料のテンプレートを使うと見た目はすぐ整いますが、次の点で困りやすくなります。
- 文字が小さい: Instagram の投稿やストーリーズはスマホで見られます。料金と時間が拡大しなくても読める大きさにします
- 画像だけになる: メニュー表を画像1枚にすると、検索にも Google マップのメニュー欄にも文字として載りません。画像とは別に、文字のメニューも用意しておきます
- 直すたびに作り直し: 値上げのたびに画像を作り直すことになります。料金を変えたら、画像・予約ページ・Google マップを同じ日に直します
予約ページ・Instagram・Google マップとそろえる
メニュー表と予約ページでメニュー名や料金が違うと、「どっちが正しいですか」という問い合わせが来ます。メニューの正は1か所(たとえば予約ページ)に決め、ほかはそこに合わせます。
- 予約ページ: メニュー名・料金・所要時間をメニュー表と同じにします。所要時間で予約の枠が決まる仕組みなら、実際にかかる時間で入れます
- Instagram: メニュー表の画像はハイライトや固定の投稿に置き、予約ページへのリンクを添えます
- Google マップ: Google ビジネス プロフィールにはメニュー(サービス)を文字で登録できます。登録のしかたはGoogle ビジネス プロフィールの整え方にあります
メニュー表を見た人が、そのまま空き時間を選んで予約できる形にすると、「〇〇は何分かかりますか」「空いてますか」の DM の往復が減ります(Instagram の DM 予約を減らす方法)。