GUIDE / 2026.10.10

Instagram の DM 予約を減らす方法|空き確認の往復をやめて、予約ページで受ける

淡いピンクのネイルをした手

施術中にスマホが光る。「来週の木曜って空いてますか?」。手が離せるのは1時間後。返信して、相手の返事は夜。その間にその枠は別の方で埋まっていて、また候補を出し直す。DM で予約を受けていると、こういうやり取りが毎日どこかで起きていると思います。

DM 予約の何がしんどい?

1件の予約に、3往復から5往復。1往復ごとに、施術の手を止めるか、夜に時間を取るかになります。件数が少ないうちは気にならなくても、月に30件、40件となると、返信だけでけっこうな時間です。

見落としもあります。DM は新しいメッセージが上に来るので、返したつもりで返していなかった、という話は珍しくありません。それに、誰がいつ予約したかの記録が DM の中にしか残らないので、前回のメニューを確かめるにも、トークをさかのぼることになります。

お客さまの側も、実は少し気をつかっています。夜遅くに送っていいのか。返事が来るまで、ほかの予定を決められない。空いている日時が最初から見えていれば、その場で選んで終わりです。

DM で予約するときの5回のやり取りと、予約ページで予約するときの3つの手順を左右に並べた比較の図

DM を、いきなりやめなくていい

私がすすめるのは「予約は予約ページで、相談は DM で」と分けることです。デザインの相談や、肌の状態の相談は、DM のほうが話しやすい方も多いはずです。そこまで閉じる必要はありません。

変えるのは、日時を決めるところだけ。DM で「空いてますか?」と来たら、予約ページのリンクを返す。それを続けるうちに、最初から予約ページで予約する方が増えていきます。

どこから手をつける?

予約ページを用意する

空いている日時をお客さまが自分で選べるページです。Square 予約や STORES 予約などの無料プランで作れます。比べ方は無料で作れる予約システムの選び方に書きました。

プロフィールに入口を置く

プロフィールのリンク欄に予約ページの URL を入れて、自己紹介に「ご予約はプロフィールのリンクから」と書きます。Instagram と連携している予約サービスなら、プロフィールに「予約する」ボタンも出せます。Meta の発表(2021年11月)では美容ビジネスが対象とされていて、Square 予約も公式ヘルプで手順を案内しています。くわしくはGoogle マップ・Instagram に予約の入口を置く方法で。

DM の返信を、型にしておく

同じ文を毎回打つのは手間なので、スマホのユーザー辞書などに登録しておくと楽です。たとえば、こんな文です。

ご連絡ありがとうございます!
空いている日時は、こちらの予約ページからいつでも見られます。
(予約ページの URL)
ご希望の日時を選んでいただければ、そのまま予約が確定します。メニューで迷ったら、このまま DM で聞いてくださいね。

「確定します」と書くかどうかは、予約システムの設定によります。お店が承認してから確定する設定にしているなら、「こちらで確認してご連絡します」に変えてください。

空き枠の案内にも、同じ入口を添える

ストーリーズで「今週の空き」を出しているお店は多いと思います。そこにも「ご予約はプロフィールのリンクから」と添えておくと、DM を経由せずに予約まで進んでもらえます。

切り替えを、どうお知らせする?

予約ページを作ったら、一度だけ、はっきり知らせておくと伝わりやすいです。投稿でもストーリーズでもかまいません。たとえば、こんな文です。

【ご予約の方法が増えました】
空いている日時を見て、そのまま予約できるページを作りました。プロフィールのリンクから、24時間いつでもどうぞ。
DM でのご相談もこれまでどおり受けています。メニューに迷ったときは、気軽に聞いてください。

「DM での予約はやめます」とは書かないのがポイントです。お客さまにとっては選べるものが1つ増えただけ、という形にしておけば、切り替えに抵抗を感じる方はほとんどいません。ストーリーズのハイライトに「ご予約」としてまとめておくと、あとから来た方にも伝わります。

もう1つ、DM の返信をする時間を決めておくのもおすすめです。「DM の返信は、施術のない時間にまとめてしています」と自己紹介に書いておくだけで、すぐに返事がなくてもお客さまは不安になりにくくなります。急ぎの方は予約ページへ、という流れも自然にできます。

予約ページで、何を聞いておく?

DM のいいところは、予約と一緒に「この前と同じデザインで」「爪が割れやすくて」といった話ができることでした。予約ページにしても、それは残せます。予約の入力欄に、自由に書ける欄を1つ用意しておけばいいのです。

「ご希望のデザインや、気になることがあれば書いてください(なくても大丈夫です)」くらいの書き方にしておくと、書く方は書くし、書かない方も迷いません。入力の項目を増やしすぎると途中でやめる方が出るので、必ず入れてもらうのは名前と電話番号とメニューくらいに絞ります。

DM で予約したいお客さまには?

長く通ってくれている方の中には、ページで予約するのが面倒な方もいます。その方には、これまでどおり DM で受ければいいと思います。お店の側で予約ページに代わりに入れておけば、空き枠の管理は1か所にまとまります。

大事なのは、空き枠の台帳を1つにすることです。DM で受けた予約も、予約ページに入れる。これを守れば、二重予約はほぼ起きません。

電話で予約したい方も同じです。入口がいくつあっても、最後に行き着く台帳が1つなら、お店の管理は増えません。

1か月たったら、数えてみる

その月の予約のうち、DM で受けたのは何件で、予約ページから入ったのは何件か。最初は DM が多くても、返信の型を使い続けると、予約ページの割合が少しずつ増えていくはずです。増えないなら、プロフィールの文や入口の場所を見直す合図です。

件数だけでなく、自分の時間がどう変わったかも見てください。夜に DM を返していた時間が減ったなら、それだけでも変えた意味があります。

LINE で予約を受けているお店は、LINE 公式アカウントで予約を受ける方法も参考にしてください。考え方は同じです。

Need a hand?

設定と毎月の運用は、私が引き受けます

じぶん予約では、予約ページの設定、Google マップと Instagram の入口づくり、毎月の報告までを私がやっています。いまは最初の10店まで、初期費用も月額も無料です。「話だけ聞いてみたい」でも大丈夫です。

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