サロンのリピート率の出し方|2回目の来店率を数えて、次の予約につなげる仕組み
リピート率は「はじめて来た人のうち、決めた期間のうちにもう一度来た人の割合」で数えます。まず見るのは2回目の来店率です。3回目以降の人はたいてい続けて来るので、全部まとめた数字より、2回目で止まっている人がどれだけいるかを見る方が、直すところが分かります。
リピート率の出し方
予約の記録(予約台帳・予約システムの履歴・手帳)から、次の2つを数えます。
- ある月にはじめて来た人の数: たとえば7月の新規のお客さま
- そのうち、決めた期間のうちに2回目に来た人の数: たとえば7月の新規のうち、9月末までにもう一度来た人
2回目の来店率 = 期間内に2回目に来た人 ÷ その月にはじめて来た人
例: 7月の新規 10人のうち、9月末までに2回目に来た人が 4人 → 40%
月ごとに同じ数え方で並べると、メニューや声かけを変えた月の前と後で比べられます。
期間はメニューの来店の間隔で決める
何日以内にもう一度来れば「リピート」とするかは、メニューの来店の間隔で決めます。3〜4週間ごとに来るメニューと、2〜3か月ごとに来るメニューを同じ期間で数えると、間隔の長いメニューのお店ほど低く出ます。
- お店で勧めている来店の間隔の、およそ2倍を期間にする(4週間ごとなら約2か月)
- 一度決めた期間は変えない。変えると前の月と比べられなくなります
ほかのお店の数字とは比べない
リピート率は、数える期間・新規の数え方(紹介の人を入れるか)・メニューの間隔で大きく変わります。数え方が分からない「平均」と比べるより、自分のお店の先月と比べる方が役に立ちます。
2回目と常連を分けて見る
- 2回目の来店率が低い: はじめての人が次に来る理由や、次の予約の取り方が伝わっていない。帰り際と、来店後の連絡を見直します
- 常連の来店の間隔が延びている: 予約が取りにくい(空きが分からない・返信が遅い)か、料金やメニューを変えた影響を疑います
リピートしない理由を確かめる
理由を推測で決めず、お客さまに聞ける形で確かめます。
- 施術のあとに一言聞く: 「次はどれくらいで来られそうですか」と聞くと、来ない理由(遠い・予算・時間が合わない)が先に分かることがあります
- 予約が入らなかった日を見る: 空きがあったのに埋まらなかった曜日・時間は、お客さまの都合と合っていない可能性があります
- DM の返信までの時間を見る: 予約の DM に返すまで何時間かかっているか。施術中で返せない間に、ほかのお店に決まることがあります
2回目につなげる仕組み
- 帰り際に次の予約を取る: 来店の間隔を伝え、その場で日にちを決めます。声のかけ方は次回予約の取り方にあります
- その場で決めなかった人には、予約ページを渡す: 「空きはこちらから見られます」とリンクを渡しておくと、DM で日時を往復せずに予約が入ります
- 来店後の連絡に、次の目安を書く: お礼の連絡に「〇週間後が目安です」と書き、予約ページのリンクを添えます。文例は予約確認・前日のお知らせの文例にあります
- メニューに来店の間隔を書く: メニュー表に「目安: 3〜4週間ごと」と書いておくと、次に来る時期が伝わります(メニュー表の作り方)
予約を予約ページで受けていると、誰がいつ来たかが記録に残り、リピート率を数える手間も減ります。